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Vライバーが知っておくべきLive2Dの知識 特殊動作紹介 vol.1

Vライバーが知っておくべきLive2Dの知識 特殊動作紹介 vol.1

Vライバー事務所Li:start(姉妹事務所)からの出張記事です。

見たことが無いという方はこちらから → #Live2D

 

以前から書いていた特殊動作について、遂に筆者が担当した特殊動作Live2DモデルがIRIAM(イリアム)に実装されたのでご紹介しましょう。

今回ご紹介するのは・・・

Vライバー事務所bond2期生、当記事サムネイルにも入れた灯瀬焔さん。

今回特殊動作を実装したのは、灯瀬焔さんの特徴の一つでもあるです。

※ ちなみに筆者はこのちょっとだけ写ってる眉毛が好きです。

こういった自然系のギミックがIRIAM(イリアム)の立ち絵にあるVライバーは、Live2D化する際には必ず特殊動作化しましょう。

 

立ち絵に炎や水、雷などのギミックがある方でもIRIAM(イリアム)の立ち絵では動きません

IRIAM(イリアム)では目と口、首を動かすまでが基本です。

これはIRIAMの機能で立ち絵を読み取って、目や口などを静的な状態から動的な状態へ変換している為に動いています。

この技術自体とてもすごいものなんですが・・・。

 

Live2Dではそのギミックが動かせるんです。

Live2Dは絵師さんがパーツを分けて、そのパーツひとつひとつにモデラーさんが動作をつけています。

それだけ色々な工程を経ているので、できることもIRIAM(イリアム)の立ち絵配信と比べると何十倍もあります。

それならやるしかないでしょう。

と、焔さんの話から少しそれましたので戻しましょう。

焔さんの炎は片方3✕4の12パーツ、左右合わせて合計24パーツで構成されています。

3パーツの区切りで呼吸、感情、感情反動という区画分け(ワープデフォーマ)を設定しています。

呼吸という区画(ワープデフォーマ)にそれぞれの炎が別の動きをするよう設定し、呼吸時にその炎がそれぞれ別の動きをしながら、透過率も変わりながら揺らめきます。

あ、これは特殊動作ではありませんよ。

基本動作です。

灯瀬さんのモデラーを担当すると決まった瞬間からこれは決めていました。

初めて見たときから決めてましたってやつですね。

IRIAM(イリアム)に実装した特殊動作​

灯瀬焔さんの配信を観に行った方は説明を受けたかもしれませんが、焔さんの炎は火力が調整できます。

そう、これが特殊動作にあたります。

 

IRIAM(イリアム)のLive2Dモデルには眉毛を下げた時というトリガーで設定しました。

なぜ眉毛か?それはLi:startに投稿した過去の記事を読んでください・・・。 → #Live2D

※こちらの動画はキーバインド用に改変したものです。

ここで先程の画像の感情という区画(ワープデフォーマ)の番です。

眉毛を下げると同時に炎が広がり、ツインテールもその火力に引っ張られて浮き始めます。

これは4パターンに分けられた感情区画(ワープデフォーマ)をそれぞれ別の形状、サイズで設定することで、急な火力アップ時の炎のゆらめきを再現しています。

 

また、火力のアップがピタっと止まってしまうとそれはそれで違和感が生まれると思いますが、ここで炎の感情反動区画(ワープデフォーマ)の番です。

Live2Dは物理演算(詳しくは調べてください)を組み込むことができますが、この感情反動区画は物理演算によって炎の燃え広がり時の反動としてバラバラに大きく揺れます。

(ここはどこかで説明動画作成して公開しよう・・・)

 

ここでいろいろ公開しすぎると(ネタがなくなっちゃうので)良くないと思うので今回はここまでにしましょうか・・・。

今回見た内容を含めて、灯瀬焔さんの配信を観に行ってみてください。

灯瀬焔さんのプロフィールはコチラ

是非一緒に配信しましょう!
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